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SixTONES溺愛ブログ

マスカラ 考察

今回はKing Gnuの常田大希さんが作成して下さった「マスカラ」の私なりの考察をしていきたいと思います!

オールナイトニッポンで流れたマスカラ劇場の文字起こしもありますので是非最後まで読んでいってくださると嬉しいです♡

歌詞

飾らない笑顔で
ありきたりなキスをして
凡庸なラブストーリーが丁度いい

終わりがあるのなら
始まらなきゃ良かったなんて
いじけてばかりで

 笑顔でいて、普通にキスをして。

ラブストーリーではよくあることなのに意外とこれって難しいですよね。

何か2人の間にあったのでしょうか。

どうやら昔を振り返っているようです。

わかりきっていた
変わりきってしまった
馴染みの景色を 喰らえど喰らえど
味がしなくなってしまった日々の

貴女の酸いも甘いも忘れたままで

時間が経てば一緒にいることが当たり前になってきて、貴女の可愛いところや惹かれたところを忘れていってしまう。

そんなこと、馴染んでしまうことは最初から分かっていたのに。ということでしょうか。

よく言いますよね。

長く一緒にいると有り難みを忘れてしまう。

それが別れの始まりなんじゃないかなと私は思います。

強くなれたならば
素直になれるかな
見えすいた完璧なフリは
もうやめて

枕を濡らした
涙が乾いたなら
出かけようか
マスカラ剥がれたまま

貴女を、そして自分を守れるくらい僕が強いのならば僕らは素直でいられたのか。

完璧な“フリ“だと分かるのにそう見せ続けるのは僕が弱いからなのか。

メイクをしたままベットで寝ていた貴女と話すために、何処かに行くんでしょうか。

ドライブとか、夜の散歩とか。家よりも全然本音を話しやすいんですよね。

無意味な仕草さえ
切らずに垂れ流した
そんなドキュメンタリーが調子いい

情けない姿も山ほど見せたけど
悔やんでばかりいられないね

 どんな仕草もずっと見ていた、まるで互いののドキュメンタリーを見ていたかのような、そんな他人事くらいが彼や彼女にとっては丁度良かったのでしょうか。

泣いたり怒ったり、そんな姿も互いに見て喧嘩して仲直りして、今この場所にいる。

 後悔したりしていたけれどずっとそこで留まってはいられない。

前に進んで行くことは勇気のいることだけれどこの2人ならなんだか、可能な気がします。

わからなかった
変われやしなかった
当たり前の仕合わせを
喰らえど喰らえど

満たされなくなってしまった日々の
貴女の酸いも甘いも忘れたままで

当たり前だと感じ仕合わせと思うことができなかった。

最初はそれだけで満足だったのに今では満足で気なくなってしまっている。

1番と正反対のことを言っていますね。

分かっていたつもりが、素直になってみたら実は分かっていなかったのでしょうか。 

強くなれたならば
優しくなれるかな
見えすいた嘘で
茶化してばかりで

悲しみの雨を
丸々飲み干したら
出かけようか
出会った二人のまま

僕が強ければ、どんなことがあっても優しいままで、素直でいられたのか。

散々理由をつけてしてこなかったことを、ただ恥ずかしかっただけだったと貴女は知っているのだろうか。

それで沢山傷付けてしまったこともあるかもしれない。

あの頃の気持ちで出かけよう。

例えばキス。拒まれたら悲しいですよね。恥ずかしいだけと知っていたとしても。

彼はそういうことを何度もしてきてしまって、ようやく彼女が泣いていることに気が付いたのでしょうか。

終わらない夢の狭間を切り裂いた
一筋の真っ直ぐな瞳
苦しいほどに胸を貫いた

喰らえど喰らえど
満たされぬ腹
打たれて打たれて
びしょ濡れのまま

ありきたりな毎日に
足りて足りて足りない僕ら

僕はずっと夢を見ていたのかもしれない。

貴女の心情を無視して自分のやりたいようにしか生きていなかったのかもしれない。

そんな僕を貴女は夢から醒ました。その真っ直ぐな瞳と一筋の涙で。

どんなにもがいたって変わらない事実。

後悔や悲しさがどんどん降ってくる。

いつもの毎日に、満足しているのかしていないのか、もう2人とも分からない。

強くなれたならば
お互い許せるかな
見えすいた幼稚なフリは
もうやめて

枕を濡らした
涙が乾いたなら
出かけようか
マスカラ剥がれたまま

“あの頃の二人のまま”

 互いに強くなれたなら今までのことは許せるのかな。

馬鹿馬鹿しい気づかない“フリ“はやめよう。

貴女が泣いているのを知っているから。

落ち着いたら2人でどこかに行こうか。あの頃に戻った気持ちで。

今までの行いの全てを互いに許し、初めからやり直そうとしているんでしょうか。

強くなれたならば
優しくなれるかな
見えすいた嘘で
茶化してばかりで

悲しみの雨を
丸々飲み干したら
出かけようか
出会った二人のまま

素直になって強くなれたから、優しくなれるんだろうか。

気づかないフリはもう止められるのだろうか。

貴女が抱えてきたもの全て受け止めるから、出会った時からやり直そう。

飾らない笑顔で
ありきたりなキスをして
凡庸なラブストーリーが丁度いい

終わりがあるのなら
始まらなきゃ良かったなんて
いじけてばかりで

 素直な笑顔で、よくあるキスをして。

普遍な、平凡なラブストーリーが僕らには丁度良い。

こんな幸せな日々がいつか終わってしまうと知っていたならば、始まらなければ良かったなんて、後悔してばかりだ。

結局彼らはやり直すことはできなかったのでしょうか。

 

 

うーーーん、難しいです。

私的にこの曲で大切にされている言葉としては“素直“と“凡庸“だと感じました。

主人公の男性は最後まで素直でいられなかったことに後悔していたように感じます。

こんなに真面目に書いていたんですが、ちょっとテンション上げますね。

常田さんの言葉のチョイスが最高!

“平凡“と描いても良いところを“凡庸“と表現したり、受け取る人によって感じ方が変わるようなこの語彙力、小説家さんでいうところの湊かなえさんに似たところがありそうです。

北斗くんもこの表現技法、好きなんじゃないかなと思います。

文章で見るのもすごく楽しいのですが、曲の強弱が本当に素敵で、楽しいんです。

特に2番の最初のジェシーくんの歌い方、私大好きなんです!

常田さん、SONYさん、そして関わってくださった全ての方々、こんなに素敵な曲をSixTONESに提供して下さりありがとうございます!!

今までこういう大人な曲が無かったのか、新しいSixTONESを見れた気がしました。

特に髙地くんの声がとてもマッチしていたように思えた。。。

 

私の考察はマスカラ劇場とはまた全然違っていて、とても面白い考察というか物語を読んで下さっているので是非このまま読み続けてください!

 

第1話 (ジェシー

 

カーテンを開け、花の水やりをする君。

コーヒーを飲みながら、それを見る僕。

これが今の2人の朝の習慣である。

ピピピピ ピピピピ ピピピピ ピピピピ

うるさいアラームを止め、おはようのキス。

焼き立てのトーストの香りに包まれギリギリまで笑い合う。

そんな付き合いたての頃の朝とはすっかり変わってしまったけれど、

君と過ごす何気ない1日。

心地の良い幸せな1日が始まる。

いってきます。

そう言って今日も玄関で抱き締めあった。

 

第2話 (森本慎太郎

いつものように仕事へ行く。

いつものように家事を始める。

いつものように2人の時間が流れていく。

忘れ物!

と戻ってきた僕。

ん?

と困り顔の君。

あ、もう一つ忘れ物。

とキスをする僕。

ふふっ

と照れる君。

付き合いたての頃の2人のように照れ、笑い合い、そして。

はい、いってらっしゃい。

またキスをして君は送り出した。

 

第3話 (松村北斗

最寄りの駅まで徒歩で8分。

そして、電車に15分間揺られる。

乗り換えはない。

ブー ブー ブ

このパターンのバイブレーションを設定しているのは1人だけだ。

今日もくれぐれも事故とか気をつけるんだよ。いってらっしゃい。私

分かってるよ。いつもありがとう。いってきます。僕

ブー ブー ブ

今日も外は暑い?私

そういえば、文面の最後に“私“や“僕“をつけるのは僕たちだけの特徴だ。

いつだかの昔に、「2人だけのって嬉しいじゃん?」って君が決めた。

心配性の君から始まったメールは、なんとなく一日中続く。

恒例のことだ。

今朝のキスについては触れないんだなー、なんて思いながら返信を打つ。

暑いよ、また夏だね。外に出る時は気をつけてね。もう倒れたりしないようにね。僕

 

第4話 (京本大我

(続いては今日のお天気です)

貴方が仕事へ向かってから、何気なくテレビをつける私。

そして1人、いつものように遅めの朝食を準備する。

貴方が好きなブルーベリーのジャム。

気づけば私の朝にも欠かせなくなっていた。

付き合ってから今もずっと変わらないことがある。

それは貴方が職場に着くと

無事に着いたよ。僕

と、必ずメールをくれること。

だけどたまに待ちきれなくて、先に私からメールしてしまう日もある。

そして、今日も。

朝のキス。びっくりしたけど、嬉しかったよ。私

そう打ちかけたけど、やっぱちょっと照れ臭くて、なんでもない内容を送ってしまった。

ブー ブー ブ

貴方はいつも約束を忘れずに、私たちだけの返事をくれる。

暑さに弱い私の体調も気にかけてくれる。

決めた。朝のこと、あなたが帰ってきたら自分の口で伝えよう。

 

第5話 (髙地優吾)

今日は検査結果が出る日だ。

ただ日中の暑さで少し倒れただけなのに。

医者に検査を勧められ大袈裟だと思っていた私。

言われるがままに受けた検査。

どうせ大したことない。帰りに駅前のケーキ屋さんでも寄って帰ろう。

いつも通りの化粧をして、彼に買ってもらった日傘をさして家を出た。

日傘をさしながらにやける私。

病院について早々、待合室ではなく別室に呼ばれた。

ああ、検査結果聞くだけだから早いのね。

と思った私。

失礼します。

そこにはパソコン越しに険しい顔をした医師がこっちを見ていた。

その後、私は言葉を失った。

半年?ふふっ長くて一年?

理解ができず、思わず笑ってしまった。

でも、頬には涙の跡が。

帰り道、スマホを開く。

彼とのやりとりの途中だった。

今日ケーキを買って帰るね。それと、家に帰ったら伝えたいことある。私

朝のことを家に帰ったら自分の口で伝えよう。

それがまさかこんな報告になるとは。

どうしよう。言えるかな私。

笑いながらも涙が止まらない。

 

第6話 (田中樹)

 どうでしたでしょうか?

SixTONESの皆さんは病気別れだと想像したようですね。

実際聞くとSEだとか、話し方とかに色々な感情が篭っていて感動します。

実際、私が髙地さんの回を聞いた時、思わず涙がこぼれました。

是非みなさんにも彼らの声で聞いてみていただきたいです。

いつもふざけているジェシーさんがトップバッターと知って最初はどうなることかと思いましたが、彼、実は作詞もしているんでした。

そりゃあんな素敵なスタートを切れるはずです。

もう毎回の恒例にして欲しいくらいSixTONESの皆さんの表現力が大好きです。

 ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました!

マスカラ、初日売り上げ35万枚突破したそうです!!

嬉しい限りですね♡

今回の楽曲でteam SixTONESになってくださった皆さん、ようこそ!

もう手元にあるって方も、まだ持ってないって方も、もしよろしければマスカラをお買い上げいただけるととっても嬉しいです!

常田さんのファンの方には初回盤Aがおすすめです!

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